初めてでも失敗しない!登山用テントの選び方とおすすめメーカー

「テント泊登山に挑戦したいけど、どのテントを選べばいいか分からない…」そう悩んでいませんか?登山用テントは、種類も価格も様々で、初めて購入する際には何に注目すべきか迷ってしまいますよね。この記事では、これからテント泊を始める方に向けて、登山用テントの種類から、人数別の選び方、さらにはコストパフォーマンスに優れたモデルやおすすめのメーカーまで、分かりやすく解説します。この記事を読めば、あなたにぴったりのテントが見つかるはずです。

登山用テントとは?

登山用テントとキャンプ用テントの違い

登山用テントとキャンプ用テントは、一見似ていますが、大きな違いがあります。

軽量性とコンパクトさ

登山用テントは、持ち運びやすさを最優先に設計されています。
テント本体、ポール、フライシートなどすべてを合わせても、1〜2kg程度と非常に軽量で、バックパックに収納しやすいようにコンパクトに作られています。
一方、キャンプ用テントは居住性を重視しているため、重く、かさばるものがほとんどです。

耐風性・耐水性

登山用テントは、強風や雨、雪など、厳しい自然環境に耐えられるように作られています。フレームの強度が高く、フライシートの耐水圧も高いため、悪天候でも安心して過ごせます。

登山用テントの主な種類

登山用テントには、大きく分けて「シングルウォールテント」と
「ダブルウォールテント」の2種類があります。

シングルウォールテント
生地が一重のシンプルな構造で、軽量・コンパクトなのが特徴です。設営・撤収が簡単ですが、結露しやすいというデメリットがあります。

ダブルウォールテント
テント本体とフライシートの二重構造になっており、結露しにくく、通気性に優れています。シングルウォールに比べてやや重く、設営に手間がかかりますが、快適に過ごせるという利点があります。初心者の最初の1張りには、「ダブルウォールテント」がおすすめです。

ソロで使う場合は1人用が良いのか?

居住スペースを考えると2人用がおすすめ

ソロ登山だから1人用テントで十分」と思いがちですが、初めてのテント泊で快適に過ごしたいなら、あえて「2人用テントを選ぶのがおすすめ」です。

広い居住空間と荷物置き場

1人用テントは、本当に寝るだけの最低限のスペースしかありません。
体格によっては狭く感じたり、テント内に荷物を置くスペースがなかったりします。その点、2人用テントなら、テント内に荷物を置く余裕があり、着替えや食事の準備なども快適に行えます。

悪天候時の安心感

雨の日や風が強い日には、テント内で過ごす時間が長くなります。
狭い1人用テントでは窮屈に感じてしまいますが、2人用テントならストレスなく過ごすことができます。

コスパの良いテントを具体的に教えて

性能と価格のバランスが取れたモデル

登山用テントは高価なものが多いですが、初心者でも手が出しやすい、コストパフォーマンスに優れたモデルは多数存在します。

モンベル|ステラリッジテント

日本の人気アウトドアブランド、モンベルの代表的な軽量テントです。軽量ながらも高い強度と快適性を両立しており、初心者から上級者まで幅広く愛用されています。

ニーモ|ホーネットストーム

軽量で設営も簡単なダブルウォールテントです。広い前室があり、荷物も濡れずに置くことができます。

ヘリテイジ|クロスオーバードーム

軽さと居住性を両立したシングルウォールテントです。シンプルな構造で設営が早く、初心者でも扱いやすいのが魅力です。

green dome tent on green grass field during daytime

おすすめのテントメーカーは?

国内外の人気ブランドをご紹介

登山用テントは、様々なメーカーから発売されています。
ここでは、初心者にもおすすめできる人気のメーカーをいくつかご紹介します。

モンベル

日本を代表する総合アウトドアブランドです。
高い品質と優れたコストパフォーマンスを両立しており、初心者向けのラインナップも豊富です。

アライテント

日本の老舗テントメーカーで、特に軽量テントに定評があります。山岳テントの代名詞とも言えるブランドで、信頼性は抜群です。

MSR

アメリカの老舗アウトドアブランドです。革新的なデザインと高い機能性を備えたテントは、世界中の登山家から支持されています。

まとめ:初めてのテント選びは「快適性」を重視しよう

初めての登山用テント選びは、「軽量性」と「コンパクトさ」だけでなく、「快適性」も重視することが大切です。

この記事を参考に、あなたにとって最高の1張を見つけて、テント泊登山を存分に楽しんでください。

パタゴニア
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