登山初心者必見!八ヶ岳のおすすめルート5選|絶景から本格派まで

いつか八ヶ岳に登ってみたいけれど、どの山を選べばいいか分からない…」そう思っていませんか?八ヶ岳は、初心者でも挑戦しやすい山から、本格的な縦走ルートまで、幅広いレベルの登山者が楽しめる魅力的な山域です。この記事では、これから八ヶ岳デビューを考えている初心者の方に向けて、無理なく絶景を楽しめるおすすめルートを5つ厳選してご紹介します。各ルートの特徴や、必要な準備まで詳しく解説しますので、この記事を参考に、あなたにぴったりの八ヶ岳を見つけてください。

初心者のための八ヶ岳ルートベスト5

はじめに:八ヶ岳の魅力と初心者向けの山

「八ヶ岳」は、長野県と山梨県にまたがる壮大な山脈です。
標高2,000mを超える山々が連なり、雄大な景色を私たちに見せてくれます。
しかし、そのすべてが上級者向けというわけではありません。
特に、北八ヶ岳と呼ばれるエリアには、ロープウェイを使って標高を稼げたり、危険な岩場が少ないなど、初心者でも安心して楽しめる山やルートが豊富に存在します。

1. 蓼科山:手軽に絶景を楽しむ

苔と岩が織りなす神秘的な道
「蓼科山(たてしなやま)」は、八ヶ岳の最北端に位置する、独立峰のような美しい姿をした山です。登山口から山頂までは、苔むした森や大きな岩が点在する神秘的な道を歩きます。登山道は整備されており、迷う心配はほとんどありません。山頂は360度の大パノラマで、北アルプスや南アルプス、富士山まで見渡すことができます。

 初心者にも優しい日帰り登山
蓼科山は、日帰りで登ることができるため、体力に自信のない初心者にもおすすめです。約4〜5時間の往復時間で、八ヶ岳の雄大な景色を存分に楽しめます。

2. 北横岳:ロープウェイで楽々アプローチ

標高を稼いで楽に楽しむ
「北横岳(きたよこだけ)」は、ロープウェイを利用して標高2,237mまで一気に上がれるため、初心者でも手軽に高山植物や高山からの景色を楽しめます。ロープウェイを降りてからの道のりも比較的緩やかで、本格的な登山気分を味わうことができます。

坪庭の絶景
ロープウェイを降りた場所からすぐに広がる「坪庭」は、溶岩が作り出した独特な景色と、そこに生きる高山植物が魅力です。ここを散策するだけでも十分楽しめますが、さらに進んで北横岳山頂に立てば、達成感と素晴らしい景色が待っています。

3. 縞枯山:苔の森を歩く癒しルート

縞枯現象が作り出す独特な景色
北横岳と合わせて登られることが多い「縞枯山(しまがれやま)」は、立ち枯れた木々が縞模様に見える「縞枯現象」が特徴です。神秘的な苔の森を歩き、静かな時間を過ごしたい方におすすめです。

#### 疲れにくい緩やかな道
北横岳方面から縞枯山へ向かうルートは、比較的緩やかで、アップダウンも少ないため、体力に自信のない方でも安心して歩くことができます。癒しを求めるハイカーにぴったりのコースです。

4. 硫黄岳:本格的な稜線歩きに挑戦

稜線歩きの醍醐味を味わう
「もう少し難易度の高い山に挑戦したい」という方におすすめなのが「硫黄岳(いおうだけ)」です。桜平から硫黄岳山荘を経由するルートは、比較的危険な箇所が少なく、稜線歩きの醍醐味を味わうことができます。

爆裂火口と大パノラマ
硫黄岳の山頂からは、ダイナミックな爆裂火口を眼下に望むことができます。また、360度の大パノラマが広がり、八ヶ岳連峰の全貌を眺めることができます。

5. 編笠山・権現岳:八ヶ岳のダイナミックな姿を望む

迫力ある岩稜と八ヶ岳ブルー
「編笠山(あみがさやま)」と「権現岳(ごんげんだけ)」は、八ヶ岳の南部に位置し、岩場が多く、より本格的な登山を楽しめます。編笠山の山頂からは、八ヶ岳連峰の岩々しい姿を間近に感じることができます。

挑戦心をくすぐるルート
編笠山から権現岳へ向かうルートは、鎖場や梯子があり、技術を要します。
しかし、それを乗り越えた先には、八ヶ岳のダイナミックな景色が待っています。
体力と経験を積んだ方におすすめのルートです。

安全に楽しむための注意点と装備

無理のない計画を立てる

登山初心者の方は、無理のない計画を立てることが何よりも大切です。体力や経験に合わせて、日帰りか、山小屋泊か、ルートの難易度は適切か、などを十分に検討しましょう。

必須の装備を揃える

★「登山靴」:足首を保護するハイカットのものがおすすめです。

★「レインウェア」:山の天気は変わりやすいため、上下セットの雨具は必須です。

★「地図とコンパス(登山アプリ)」:道迷いを防ぐために必ず持っていきましょう。

★「行動食と水」:こまめな水分・栄養補給で体力を維持しましょう。

まとめ:自分に合ったルートで八ヶ岳を満喫しよう

八ヶ岳は、初心者から上級者まで、誰もが楽しめる懐の深い山です。

★「蓼科山」や「北横岳」は、手軽に八ヶ岳の魅力を感じられる初心者向けルートです。

★「硫黄岳」や「編笠山」は、もう少し本格的な登山に挑戦したい方におすすめです。

★事前にしっかりと「計画」を立て、「適切な装備」を揃えることが安全な登山には欠かせません。

この記事を参考に、あなたにぴったりの八ヶ岳ルートを見つけて、素晴らしい登山体験をしてください。

パタゴニア
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